西尾幹二氏の『国民の歴史』の114P 「神話と歴史」より
2019.05.16
From 森田一彦/草加市一杯会会長
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 『草加市教育月報』

     2019/5/16
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西尾幹二氏の『国民の歴史』の114P 「神話と歴史」より

「現代日本の古代史家たちは、中国の史書に
倭国に関する文字記述のあったときをもって、
この列島の歴史の始まりとし、それ以前は
考古学的時代として封印して顧みない。
ここにきわめてあさはかな合理主義がある。」
また、「いったいどこの国に外国文献中の蔑称
「倭国」「倭人」をもって自国の歴史の開幕を
告げる歴史を常道とする国があるだろうか」(115P)

 なぜ東京書籍が、日本国の成立を伝える
神武東征などを神話として本文で記述せず、別枠の
コラムにアイヌ神話、ギリシャ神話といっしょに記述するのか
分かるような気がする。

 しかもそこには、
カムヤマトイワレヒコノミコト(神武天皇)の
お名前はついにでてこない。
 生徒は、アイヌ神話やギリシャ神話と同列に
記憶されるように教科書が構成されているのである。


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2019.05.16 19:26 | 固定リンク | 未分類

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