戦時 強制連行・強制労働のうそ
2020.08.18
1. 『反日種族主義』が韓国でベストセラー
2. 学び舎は強制連行・強制労働を記述、自由社にはない
3. 自由社は、拉致事件、日本兵シベリア抑留を記述
4. 誰が従軍慰安婦を宣伝したのか?
5. 朝日新聞が慰安婦で謝罪
6. 従軍慰安婦は北朝鮮の工作か?
詳しくは:
Youtube動画、強制連行・強制労働
それでは1. 『反日種族主義』が韓国でベストセラー。
昨年1月、つまり令和2年1月に、韓国で発売されたのがこの『反日種族主義』という本です。
たちまちベストセラーになりました。その後11月に、日本でも翻訳され、これは、40万部以上のベストセラーになったそうです。この本は、韓国の将来を憂いた、経済史、学者、イ・ヨンフン、元ソウル大学教授など、6人の学者が、おかきになった本です。
この本と、続いて出版された『反日種族主義との闘争は、韓国の人たちに衝撃を与えました。
なぜならば、従軍慰安婦や性奴隷説、強制連行・強制労働、竹島占有、「朝鮮総督府の土地の収奪説」を全否定しただけではなく、「反日が、親北勢力の工作活動だったことを浮き彫りにしたからです。
わが国でも西岡つとむ教授は、1960年代以降、朝鮮総連や日本人左派学者らが「強制連行という用語を使い始めたとおっしゃっています。
民主化運動の政治家、キム・ヨンサム氏が、第13代韓国大統領になってから、政権には、北朝鮮を信奉する、主体思想、いわゆるチュチェ思想が、浸透したといわれています。2003年、次の、ノムヒョン政権下でも、韓国の歴史教科書は、親北朝鮮の、歴史観に基づいたものに、偏向していったそうです。こうした偏向教科書を、是正しようとしたのが、『反日種族主義を、書いた人たちでした。
わかりやすくいえば、韓国版「新しい歴史教科書をつくる会と言えるでしょう。
つぎは、2. 学び舎は強制連行・強制労働を記述、自由社にはないです。
学び舎の教科書は、281ページ、戦争被害への補償で「この企業は、被害者に謝罪して、和解金を支払い、記念碑を立て、強制連行と強制労働の事実を、後世に伝える取り組みを続けています」と記述しています。しかし、わたくしたちが、ちょくせつ、この企業の総務課に、問い合わせたところ、特に何もしていませんという回答でした。この企業はある建設会社です。
学び舎の、281ページの、右上の写真は、強制連行・強制労働で訴えられた、この建設会社が、裁判に勝ち、会社の責任は、なかったことが、明らかになったにもかかわらず、和解をした時の写真です。当時は、まだ日中友好の余韻が残っていたのと、波風を立てない、可愛そうだという、日本人特有の気持ちで、元、中国人労働者と和解をしたのかもしれません。
この建設会社以外の企業も、訴えられましたが、どれも中身は同じ「謝罪、補償、記念碑建立という和解でした。これが後で強制連行・強制労働の証拠として世界中に宣伝され、教科書にのるようになったのです。
さて、これらのことは、ほんとうに事実なのでしょうか。 先ほどの、反日種族主義という本は、強制連行や強制労働などなかった。性奴隷などいなかったと言っているのです。なぜ学び社は、北朝鮮による拉致事件や、強制連行・強制労働の、日本兵、シベリア抑留を、かかないのでしょうか。これこそ実際にあった、北朝鮮や旧ソ連による、日本人への国家犯罪なのです。
さあ次は3番です。自由社は拉致事件、日本兵シベリア抑留を記述
自由社は、273ページで「日本人を拉致し、自国の体制強化のために利用した。日本は三度に渡り、拉致被害者と家族の一部を帰国させたが、依然として、数百名ともいわれる、日本人同胞が、不当に拘束されている」と記述しています。また248ページでは、「シベリア抑留の見出しで、記述しています。
読みます。・・・シベリア抑留。8月9日、ソ連は、日本との中立条約を破って、満州、樺太に侵入し、日本の民間人に対して、略奪、暴行、殺害を繰り返しました。ソ連は、日本の降伏後も進行をやめず、日本固有の北方領土の、占領を終えたときには、すでに9月になっていました。さらに捕虜は、即座に帰国させるとした、ポツダム宣言の規定に違反して、捕虜を含む、60万人以上の日本人を、シベリアなど各地に連行し、
満足な食事も与えないまま、、過酷な強制労働に従事させました。そのためにわかっているだけで、6万人以上の日本人が死亡しました。これら戦争の勝者である、連合国側の戦争犯罪は、一切、さばかれることはありませんでした。
自由社は、このように記述していますが、中国人や朝鮮人に対する、強制連行も強制労働も、また慰安婦についても、全く記述していないのです。一体どちらが正しいのでしょうか。一体どちらがよい教科書なのでしょうか。生徒さんたちにとっては、重大な問題です。義務教育ですから、保護者のかたにとっても、ひと事ではありません。みなさんご自身で、判断してください。
次は4. 誰が従軍慰安婦を宣伝したのか?
学び舎の側注には、河野洋平、元、官房長官談話が、かかれていますが 、これだけでは、生徒も父兄も、何のことか分からないでしょう。先生が、教室で詳しく教えるのでしょうか。そして生徒は、戦争中、慰安婦という人がいた。日本軍が悪いことをしたと、記憶に残るのでしょうね。従軍慰安婦の用語も、その時、出てくるかもしれません。
そもそも戦争当時、慰安婦とか、従軍看護婦ということばはありましたが、従軍慰安婦ということばはありませんでした。しかし、従軍慰安婦ということばが、ある時から教科書に載るようになり、またその後消えてしまうのです。
つまり戦後に、誰かが作った言葉なのです。またこのことばは、おとなの男女関係を意味することばですので、中学生諸君の年代にはふさわしくない、つまり道徳上よろしくないということもあり、教科書から姿を消してしまったわけです。ところが学び舎は、今でもこの用語を教科書に載せているわけです。
かつて「従軍慰安婦ということばが、最初に中学歴史教科書で、使われるようになった平成九年、国会で、教科書の記述は事実なのですか、という質問がされました。これに対し大臣が回答しています。少し難しい用語を使っていますので、やさしくいうとこうです。従軍慰安婦という用語が、複数の辞書などに載っていることや、広く社会一般に用いられていることから、教科書でもその用語を認めています。このことは、辞書の記述が正確であることに、責任を持つことを、意味するものではありません」と。また「いわゆる、従軍慰安婦問題に関する、政府調査においては、発見された公文書等には、軍や官憲による、慰安婦の強制連行を、直接的に示すような記述は、見られなかった」と答弁したのです。このことは、とても重要なので、学び舎も、談話の下に米印をつけて記述しています。
ではなぜ、広く一般に、従軍慰安婦という新しい用語が、広まり、辞書にのるようになったのでしょうか。誰が、従軍慰安婦という用語を広めたのでしょうか。
それは、平成4年(1992年)2月に、福島瑞穂、社民党議員のご主人、戸塚悦朗という、弁護士資格を持った人が、スイスジュネーブの国連人権委員会、のちの人権理事会に行って、従軍慰安婦問題と、戦時労働者の強制連行問題を、訴えたからといわれています。武漢コロナで、中国寄りだと問題になったのは、WHOという国連組織でした。
同じ国連組織の、国連人権委員会に、わざわざいって、日本軍はこんな悪いことを、女性にした。強制連行した、女性の人権を踏みにじった。その責任を、今の日本政府はとるべきだ、と世界中に訴えたわけです。彼は、「性奴隷ということばも、宣伝のために、作ったといわれています。なんと日本人が、世界に向けて宣伝活動をしていたのです。ひどい話だと思いませんか? 日本の国益は、大変損なわれたのです。
これは、産経新聞編集委員、久保田るり子氏の、反日種族主義と日本人という本です。韓国で「反日がここまで大きくなった背景には、戦後日本の新聞や政治家、左翼文化人による言動や北朝鮮の影響があるといわれています。それでは強制連行・強制労働前半を終わります。
2. 学び舎は強制連行・強制労働を記述、自由社にはない
3. 自由社は、拉致事件、日本兵シベリア抑留を記述
4. 誰が従軍慰安婦を宣伝したのか?
5. 朝日新聞が慰安婦で謝罪
6. 従軍慰安婦は北朝鮮の工作か?
詳しくは:
Youtube動画、強制連行・強制労働
それでは1. 『反日種族主義』が韓国でベストセラー。
昨年1月、つまり令和2年1月に、韓国で発売されたのがこの『反日種族主義』という本です。
たちまちベストセラーになりました。その後11月に、日本でも翻訳され、これは、40万部以上のベストセラーになったそうです。この本は、韓国の将来を憂いた、経済史、学者、イ・ヨンフン、元ソウル大学教授など、6人の学者が、おかきになった本です。
この本と、続いて出版された『反日種族主義との闘争は、韓国の人たちに衝撃を与えました。
なぜならば、従軍慰安婦や性奴隷説、強制連行・強制労働、竹島占有、「朝鮮総督府の土地の収奪説」を全否定しただけではなく、「反日が、親北勢力の工作活動だったことを浮き彫りにしたからです。
わが国でも西岡つとむ教授は、1960年代以降、朝鮮総連や日本人左派学者らが「強制連行という用語を使い始めたとおっしゃっています。
民主化運動の政治家、キム・ヨンサム氏が、第13代韓国大統領になってから、政権には、北朝鮮を信奉する、主体思想、いわゆるチュチェ思想が、浸透したといわれています。2003年、次の、ノムヒョン政権下でも、韓国の歴史教科書は、親北朝鮮の、歴史観に基づいたものに、偏向していったそうです。こうした偏向教科書を、是正しようとしたのが、『反日種族主義を、書いた人たちでした。
わかりやすくいえば、韓国版「新しい歴史教科書をつくる会と言えるでしょう。
つぎは、2. 学び舎は強制連行・強制労働を記述、自由社にはないです。
学び舎の教科書は、281ページ、戦争被害への補償で「この企業は、被害者に謝罪して、和解金を支払い、記念碑を立て、強制連行と強制労働の事実を、後世に伝える取り組みを続けています」と記述しています。しかし、わたくしたちが、ちょくせつ、この企業の総務課に、問い合わせたところ、特に何もしていませんという回答でした。この企業はある建設会社です。
学び舎の、281ページの、右上の写真は、強制連行・強制労働で訴えられた、この建設会社が、裁判に勝ち、会社の責任は、なかったことが、明らかになったにもかかわらず、和解をした時の写真です。当時は、まだ日中友好の余韻が残っていたのと、波風を立てない、可愛そうだという、日本人特有の気持ちで、元、中国人労働者と和解をしたのかもしれません。
この建設会社以外の企業も、訴えられましたが、どれも中身は同じ「謝罪、補償、記念碑建立という和解でした。これが後で強制連行・強制労働の証拠として世界中に宣伝され、教科書にのるようになったのです。
さて、これらのことは、ほんとうに事実なのでしょうか。 先ほどの、反日種族主義という本は、強制連行や強制労働などなかった。性奴隷などいなかったと言っているのです。なぜ学び社は、北朝鮮による拉致事件や、強制連行・強制労働の、日本兵、シベリア抑留を、かかないのでしょうか。これこそ実際にあった、北朝鮮や旧ソ連による、日本人への国家犯罪なのです。
さあ次は3番です。自由社は拉致事件、日本兵シベリア抑留を記述
自由社は、273ページで「日本人を拉致し、自国の体制強化のために利用した。日本は三度に渡り、拉致被害者と家族の一部を帰国させたが、依然として、数百名ともいわれる、日本人同胞が、不当に拘束されている」と記述しています。また248ページでは、「シベリア抑留の見出しで、記述しています。
読みます。・・・シベリア抑留。8月9日、ソ連は、日本との中立条約を破って、満州、樺太に侵入し、日本の民間人に対して、略奪、暴行、殺害を繰り返しました。ソ連は、日本の降伏後も進行をやめず、日本固有の北方領土の、占領を終えたときには、すでに9月になっていました。さらに捕虜は、即座に帰国させるとした、ポツダム宣言の規定に違反して、捕虜を含む、60万人以上の日本人を、シベリアなど各地に連行し、
満足な食事も与えないまま、、過酷な強制労働に従事させました。そのためにわかっているだけで、6万人以上の日本人が死亡しました。これら戦争の勝者である、連合国側の戦争犯罪は、一切、さばかれることはありませんでした。
自由社は、このように記述していますが、中国人や朝鮮人に対する、強制連行も強制労働も、また慰安婦についても、全く記述していないのです。一体どちらが正しいのでしょうか。一体どちらがよい教科書なのでしょうか。生徒さんたちにとっては、重大な問題です。義務教育ですから、保護者のかたにとっても、ひと事ではありません。みなさんご自身で、判断してください。
次は4. 誰が従軍慰安婦を宣伝したのか?
学び舎の側注には、河野洋平、元、官房長官談話が、かかれていますが 、これだけでは、生徒も父兄も、何のことか分からないでしょう。先生が、教室で詳しく教えるのでしょうか。そして生徒は、戦争中、慰安婦という人がいた。日本軍が悪いことをしたと、記憶に残るのでしょうね。従軍慰安婦の用語も、その時、出てくるかもしれません。
そもそも戦争当時、慰安婦とか、従軍看護婦ということばはありましたが、従軍慰安婦ということばはありませんでした。しかし、従軍慰安婦ということばが、ある時から教科書に載るようになり、またその後消えてしまうのです。
つまり戦後に、誰かが作った言葉なのです。またこのことばは、おとなの男女関係を意味することばですので、中学生諸君の年代にはふさわしくない、つまり道徳上よろしくないということもあり、教科書から姿を消してしまったわけです。ところが学び舎は、今でもこの用語を教科書に載せているわけです。
かつて「従軍慰安婦ということばが、最初に中学歴史教科書で、使われるようになった平成九年、国会で、教科書の記述は事実なのですか、という質問がされました。これに対し大臣が回答しています。少し難しい用語を使っていますので、やさしくいうとこうです。従軍慰安婦という用語が、複数の辞書などに載っていることや、広く社会一般に用いられていることから、教科書でもその用語を認めています。このことは、辞書の記述が正確であることに、責任を持つことを、意味するものではありません」と。また「いわゆる、従軍慰安婦問題に関する、政府調査においては、発見された公文書等には、軍や官憲による、慰安婦の強制連行を、直接的に示すような記述は、見られなかった」と答弁したのです。このことは、とても重要なので、学び舎も、談話の下に米印をつけて記述しています。
ではなぜ、広く一般に、従軍慰安婦という新しい用語が、広まり、辞書にのるようになったのでしょうか。誰が、従軍慰安婦という用語を広めたのでしょうか。
それは、平成4年(1992年)2月に、福島瑞穂、社民党議員のご主人、戸塚悦朗という、弁護士資格を持った人が、スイスジュネーブの国連人権委員会、のちの人権理事会に行って、従軍慰安婦問題と、戦時労働者の強制連行問題を、訴えたからといわれています。武漢コロナで、中国寄りだと問題になったのは、WHOという国連組織でした。
同じ国連組織の、国連人権委員会に、わざわざいって、日本軍はこんな悪いことを、女性にした。強制連行した、女性の人権を踏みにじった。その責任を、今の日本政府はとるべきだ、と世界中に訴えたわけです。彼は、「性奴隷ということばも、宣伝のために、作ったといわれています。なんと日本人が、世界に向けて宣伝活動をしていたのです。ひどい話だと思いませんか? 日本の国益は、大変損なわれたのです。
これは、産経新聞編集委員、久保田るり子氏の、反日種族主義と日本人という本です。韓国で「反日がここまで大きくなった背景には、戦後日本の新聞や政治家、左翼文化人による言動や北朝鮮の影響があるといわれています。それでは強制連行・強制労働前半を終わります。
原爆投下と戦争犯罪
2020.08.14
今日の授業は、原爆投下を教科書はどのように教えているです。今回は、特別に自由社の現行教科書ではなく、検定不合格になった自由社の歴史教科書と、学び舎とを比較していきます。
自由社は、244ページで「沖縄戦・原爆投下・ソ連の侵攻」の小見出しで説明しています。そしてさらに250ページと251ページのコラムで「考えてみよう!原子爆弾はいかなる被害をもたらしたか」の見出しで、説明しています。また、原爆が日本に初めから落とされることになっていたハイドパーク秘密協定と原爆投下を非人道的で戦時国際法違反と批判したフーバー大統領回顧録を載せています。要約しますとおよそ次のように書かれています。
昭和20年8月6日、アメリカは、人類史上最初の原子爆弾を広島に落としました。9日には、長崎にも落とした。二つの都市の市民の死者は、21万人以上となりました。広島市に落とされた原爆は、直径1kmの範囲内では、摂氏3000度の高熱といわれています。ほとんどの人は一瞬で蒸発してしまいます。次にくるのは、衝撃波です。家屋は破壊され、人はなぎ倒されます。放射線を大量に浴びた人は長期間苦しみました。
明るみに出たハイドパーク協定。
1944年9月18日、ルーズベルト大統領とチャーチル英首相はニューヨークハイドパークで会談し、非人道的な原爆を日本に落とす秘密協定を結んでいたことが明らかとなりました。(1972年、アメリカ秘密公文書公開資料による。)、
フーバー大統領回想録、
広島も長崎も軍事基地ではなく、主に一般の市民が生活している都市である。両市30万人以上の市民を殺した行為は非人道的で、戦時国際法違反である。アメリカの政治の、大道からの逸脱は、トルーマンが、日本人に原子爆弾を落とすという、非道徳的な命令を下したことだ。これはアメリカの、すべての歴史の中で他に比較するもののない残忍な行為であった。
詳しくは:
Youtube動画、原爆投下と戦争犯罪
民主党のF・Dルーズベルトの二人です。そしてもう一度いいますが、共和党のフーバー元大統領は、非人道的で、戦時国際法違反と批判したのです。アメリカの大統領は、戦前がフーバー大統領、次がF・Dルーズベルトでしたが、戦争中に亡くなります。後を継いで原爆投下を了承したのがトルーマン大統領です。
では学び舎は、広島、長崎の原爆投下についてどのように記述しているでしょう。学び舎は、250ページと251ページで、「にんげんをかえせー原爆投下―」の見出しで原爆のすさまじさ、悲惨さを記述し、側注でアメリカが原爆を投下した理由を記述しています。そこでは、
「アメリカは、原爆を投下して、自国だけの力によって、日本を降伏させたことにしたいと、考えるようになっていた」だから原爆を投下したのだと言っています。
さて自由社は、アメリカの秘密文書公開により明らかとなった、チャーチルとFルーズベルトの戦争中の密約を記述しています。自由社の記述と学び舎の記述どちらがよい教科書か、みなさんご自身で判断してください。原爆について、日本人は、「過ちは二度と繰り返しません」といい、アメリカ人のフーバー元大統領は、非人道的で、戦時国際法違反と言っています。
なぜ日本人は、原爆や戦争の残酷さ、悲惨さを嘆き、一方で平和を説き、二度と戦争はしませんというのでしょう。フーバー大統領のように原爆投下は、非人道的行為で、戦時国際法違反であるといわないのでしょうか。私たちは、この謎を明らかにするときが来ているのではないでしょうか。
中国の核弾頭搭載のミサイルが日本を標的にしていることはすでに周知の事実です。さらに近年北朝鮮が、核の小型化に成功したという説もあります。最後に自由社245ページ側注に、聖断
つまりポツダム宣言受諾のときの昭和天皇の発言という見出しがあります。途中をよみます。「一人でも多くの国民に生き残ってもらって、その人たちに将来ふたたび立ち上がってもらう以外にこの日本を子孫に伝える方法はないと思う。・・私はどうなってもかまわない。私はこういう風に考えて戦争を即時終結することを決心したのである。」
私達は、いやでも情報戦争や歴史戦争に、巻き込まれます。教育も例外ではありません。
それでは第1回 原爆投下と戦争犯罪を終わります。よろしければ、チャンネル登録を、お願いします。次回第2回は、強制連行・強制労働の前編です。ご視聴ありがとうございました。また次回おあいしましょうね、さようなら。
自由社は、244ページで「沖縄戦・原爆投下・ソ連の侵攻」の小見出しで説明しています。そしてさらに250ページと251ページのコラムで「考えてみよう!原子爆弾はいかなる被害をもたらしたか」の見出しで、説明しています。また、原爆が日本に初めから落とされることになっていたハイドパーク秘密協定と原爆投下を非人道的で戦時国際法違反と批判したフーバー大統領回顧録を載せています。要約しますとおよそ次のように書かれています。
昭和20年8月6日、アメリカは、人類史上最初の原子爆弾を広島に落としました。9日には、長崎にも落とした。二つの都市の市民の死者は、21万人以上となりました。広島市に落とされた原爆は、直径1kmの範囲内では、摂氏3000度の高熱といわれています。ほとんどの人は一瞬で蒸発してしまいます。次にくるのは、衝撃波です。家屋は破壊され、人はなぎ倒されます。放射線を大量に浴びた人は長期間苦しみました。
明るみに出たハイドパーク協定。
1944年9月18日、ルーズベルト大統領とチャーチル英首相はニューヨークハイドパークで会談し、非人道的な原爆を日本に落とす秘密協定を結んでいたことが明らかとなりました。(1972年、アメリカ秘密公文書公開資料による。)、
フーバー大統領回想録、
広島も長崎も軍事基地ではなく、主に一般の市民が生活している都市である。両市30万人以上の市民を殺した行為は非人道的で、戦時国際法違反である。アメリカの政治の、大道からの逸脱は、トルーマンが、日本人に原子爆弾を落とすという、非道徳的な命令を下したことだ。これはアメリカの、すべての歴史の中で他に比較するもののない残忍な行為であった。
詳しくは:
Youtube動画、原爆投下と戦争犯罪
民主党のF・Dルーズベルトの二人です。そしてもう一度いいますが、共和党のフーバー元大統領は、非人道的で、戦時国際法違反と批判したのです。アメリカの大統領は、戦前がフーバー大統領、次がF・Dルーズベルトでしたが、戦争中に亡くなります。後を継いで原爆投下を了承したのがトルーマン大統領です。
では学び舎は、広島、長崎の原爆投下についてどのように記述しているでしょう。学び舎は、250ページと251ページで、「にんげんをかえせー原爆投下―」の見出しで原爆のすさまじさ、悲惨さを記述し、側注でアメリカが原爆を投下した理由を記述しています。そこでは、
「アメリカは、原爆を投下して、自国だけの力によって、日本を降伏させたことにしたいと、考えるようになっていた」だから原爆を投下したのだと言っています。
さて自由社は、アメリカの秘密文書公開により明らかとなった、チャーチルとFルーズベルトの戦争中の密約を記述しています。自由社の記述と学び舎の記述どちらがよい教科書か、みなさんご自身で判断してください。原爆について、日本人は、「過ちは二度と繰り返しません」といい、アメリカ人のフーバー元大統領は、非人道的で、戦時国際法違反と言っています。
なぜ日本人は、原爆や戦争の残酷さ、悲惨さを嘆き、一方で平和を説き、二度と戦争はしませんというのでしょう。フーバー大統領のように原爆投下は、非人道的行為で、戦時国際法違反であるといわないのでしょうか。私たちは、この謎を明らかにするときが来ているのではないでしょうか。
中国の核弾頭搭載のミサイルが日本を標的にしていることはすでに周知の事実です。さらに近年北朝鮮が、核の小型化に成功したという説もあります。最後に自由社245ページ側注に、聖断
つまりポツダム宣言受諾のときの昭和天皇の発言という見出しがあります。途中をよみます。「一人でも多くの国民に生き残ってもらって、その人たちに将来ふたたび立ち上がってもらう以外にこの日本を子孫に伝える方法はないと思う。・・私はどうなってもかまわない。私はこういう風に考えて戦争を即時終結することを決心したのである。」
私達は、いやでも情報戦争や歴史戦争に、巻き込まれます。教育も例外ではありません。
それでは第1回 原爆投下と戦争犯罪を終わります。よろしければ、チャンネル登録を、お願いします。次回第2回は、強制連行・強制労働の前編です。ご視聴ありがとうございました。また次回おあいしましょうね、さようなら。